こんにちは、佐々木歯科医院の歯科衛生士金沢です。
先日、京都市立大枝小学校へ
歯科検診に行ってきました。
近年は予防の概念が浸透して、
日本人のむし歯の発生率は低下しています。
1本でもむし歯があると、「むし歯多発傾向」と診断されます。
今回の検診では、小学生のうちから
永久歯にむし歯があるお子さんも多々おられました。
人生100年時代と言われています。
永久歯に生え変わりはありません。
一生使うものです。
一本でも歯を失うと、その噛み難さは相当なものです。
京都市では小学生のむし歯治療は無料です。
今はむし歯の予防法も確立しています。
歯科を受診して、予防法を教えてもらい
小学生のうちにむし歯にならない習慣を身に着けてもらって、
是非歯を大切に使っていただきたいです。
歯みがきのポイントをお伝えしますので、
是非最後まで読んでみてください。
まず歯には、《外側・内側・噛み合わせ》の3つの面があります!
みがき残しを減らすために、順番を決めてみがいていきます。
奥から2本ずつ、歯ブラシを10回動かしていきます。
そうしてていねいに歯みがきをすると全部で10分かかります。
普段から歯みがきを10分している方は少ないのではないでしょうか?
みがく場所を鏡で確認しながら歯みがきしてみてください。
最後に、むし歯にならないための3つの約束をお伝えします。
① 夜寝る前も必ず歯をみがくこと🦷
② おやつは量と時間を決めて食べること🦷
③ 好き嫌いせずに30回噛んで食べること🦷
歯みがきの基本は、子どものうちから習慣づけていくことが大切です。
むし歯はなくても、汚れがたまっていることもよくあります。
歯が生え変わる時期は、みがきにくい所が多いです。
全ての歯に歯ブラシが当たるように、
ていねいにみがいてあげてください。